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読書は人間の夢を見るか

平々凡々な社会人の読書と考えたこと。本文・写真についてはCC-BY-SA。当然ながら引用部分等の著作権は原文著者に属します。

思考の痕跡

鉛筆書きのメディア論

鉛筆で書くこととパソコンで書くことの違いについて。小田嶋隆氏・神足裕司の二人のコラムニストから。

メディアのフレーム-パリの事件からみえたもの

フランス・パリのテロ事件を機に考えるメディアのあり方。そしてフレーミング。

そして、それは「敵」なのか−人と機械(後編)

「ケンカとは、どうやっても勝たなければならないものだ。そのためには、相手の金玉を蹴り上げ、指を突っ込んで目の玉をほじくり出してやれ!」 とぼくは乱暴に言った。 息子の返事はこうだった。 「パパ、ボーリョクはいけないんだよ」」 (神足裕司『パパ…

熱情が世界を変えるとき−人と機械(前編)

「正直言ってどの手が悪かったのか分からない」 三浦弘行八段(当時)の言葉が印象的だった。 第2回将棋電王戦は最終局を終えて、プロ棋士側から見て、1勝1分3敗という成績に終わった。 1戦目の阿部光瑠四段対習甦こそ、阿部四段が勝利したものの、二戦目の…

誰にもない責任を誰が負うか

SFの世界でしかあり得なかったようなことが次々と起こっている。 Googleは自動運転車の実験を行い、昨年12月にはプロトタイプの完成版を公表した。*1 それとともに、問題となってくるのは、これまで想定されていなかった事柄に対してどのような規則を設けて…

将棋と意味と、そして、人工知能と

小学生の頃、僕らの指す将棋は、あくまでも王様を取られるまで続いた*1をして投了するところ、Aperyがコンピュータ将棋特有の「王手ラッシュ」を始めたのだ。 解説の鈴木大介八段は、「棋譜を残すのが仕事」というとおり、将棋棋士には棋士の美学があり、無…

公共マナーはもはや鉄板の炎上ネタということでもあり、特につっこまないことにしている。

というより、最終的には「程度問題」と「思いやり」みたいな結論に落ち着くので、書いてもあまり実のあることにはならないように思っている。 ただ、以下のエントリを読んで、身近な経験を思い出したので、少し書いてみる。 本山勝寛 「堀江氏のツイート炎上…

昨日、次のような報道がされました。 国会図書館:パンク寸前…新刊急増、本のサイズも大型化 国内で出版されるすべての本を保管している国立国会図書館(東京都千代田区)の収容スペースが限界に近づいている。出版点数の激増とサイズの大きな本が増える傾向…

ノーベル賞受賞者・フィールズ賞受賞者、「事業仕分けに対する緊急声明」について

本日、ノーベル賞・フィールズ賞受賞者が集まり、以下のような声明文を出すと共に、科学技術予算をめぐる緊急討論会*1が開かれました。思うところがありますので、Blogを更新します。 ノーベル賞受賞者・フィールズ賞受賞者、「事業仕分けに対する緊急声明」…

誤報とは何か 誤報言説をたどって

1.はじめに 誤報とはなんだろうか、と聞けば、「事実とは違う報道」という答えが返ってくるのが一般的だろう。 しかし、もう少し良く考えてみると、私たちがそれほど簡単に「誤報」を識別しているわけではないということに気づく。 にもかかわらず、私たち…

大学生活も(少なくとも学部生活は・・・卒業できればだけど)あと半年。 大学で学んだこと、いや、学べることってなんだったのかな、とたまに思うことがあります。 そりゃ、「大学時代に」学んだことなら、たくさんあると思います。 特に僕は幼稚園から高校…

こんばんは。お久しぶりです。

あまりに久しぶりすぎて・・・。 更新しようにもあんまりネタがないんですが、 私の一応の専門である社会学、がどういったものなのか、 について考察したので、お目汚しですがどうぞ。 第一節では、学史的な流れを見つつ、その問いの意味について考えます。 …

「無駄な」学問

前回予告から全く外れた話をします。 先日社会学ゼミの合宿でつくばの高エネルギー加速器研究所に行ってきました。 高エネルギー加速器を実際に見るなどして巨大科学というものに感銘すら受けました。 それとともに、あの研究所で、毎日同じように食堂に行っ…

ゴースト/ほしのこえ:コミュニケーションの距離について

メディアの高速化・広域化ということが言われる。 しようと思えば地球の裏側にいる人間ともほぼタイムラグなしに 会話をすることができる。 日本では1億台以上のケータイ電話が出まわり、 ほぼ常時「つながり」続けることができる。 こうした時代において、…

犯罪報道について

トラックバックを張ってるのですが、 (http://d.hatena.ne.jp/canarykanariiya/20080622) やりとりのなかで 犯罪を「社会」に帰す報道も、「個人の性質」に帰す報道もなんとなく気に食わないということになりました。 その場での回答は 結局、何かを「仮想…

資格予備校のモチベーション

お久しぶりです。 友だちが資格予備校に通っていて、ああいうところの教師のインセンティブはどういうところにあるんだろうなぁ、ってことを考えました。 他のと比較しながら考えてみましょう。 (もちろん生徒の成長を望む、ってのはあるのでしょう。金銭的…

教育「の」平等/教育「と」平等

友人と話していたら、けんか気味になってしまったので ここに当たり散らしたいと思います。 教育/平等についての話。 教育/平等を考える際に 教育「の」平等と教育「と」平等を混同してはならない。 教育「の」平等とは教育とその成果(知的資源の獲得)にお…

Think from Akiba 2

一昨日に続き。 所属しているコミュニティによるのかもしれないが この事件についての語りはほとんど「ジャーナリズム」の問題をともなってなされるように思う。 わけてもよく聞くのは「やじうま」の問題だ。 いわく、手当てもせず、救助もせずに、ケータイ…

Think from Akihabara

秋葉原の痛ましい事件。 もう1週間たちますか。 書く気もおきませんでした。 もしかしたら、よくあること、なのかも知れませんが。 ひと事だとはおもえない。 2重の意味で。 加害者。 私はこうして恵まれて、PCの前に座っているけれども 近代社会はいつで…

ガソリン税について思うこと

ガソリン税、暫定税率がついに復活しましたね。 さすがに30円上がると(税は25円でしたっけ)財布的には きついものがあります。 中身についてはここで深く議論すると長くなりそうなので割愛します。今日考えたいのは、日本におけるメディアと政治の機能と意味…