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読書は人間の夢を見るか

平々凡々な社会人の読書と考えたこと。本文・写真についてはCC-BY-SA。当然ながら引用部分等の著作権は原文著者に属します。

公共空間の衰退

朝日の「論座」が休刊(実質廃刊)らしいですね。
普段買っているわけではないのですが、最終号は買ってみました。


なかなかいい雑誌なのではないかと思います。
なかでも書いてありましたが、
対して金のかかるわけでもないこういう雑誌を大朝日が終わりにすると言うのは・・・その心は?と問いたい気分です。


価値観が多様化して
同じことをとなえて一丸となることもなく。
それ自体はいいことだと思いますが
それによって言論を行うモチベーションまで衰退しているように思います。
「勇気」のいることになっているから。
だからこそ、「法律違反」とかそういう絶対的な権威に違反したものに過剰なまでに反応する。そういう状況が生まれてはいないでしょうか。


言論は方法にのっとっておこなわれず。
その場限りの感情論にて。
積み上がるものはなにもありません。


ウェブをつかっていろんなことが話せるとか言いながら
ハーバマスの言ったような言論空間としての
公共は失われていっているのではないか。
そんなことを改めてしみじみと感じました。

これは日本特有なのでしょうか・・・。

登録したのでよかったら。
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