読書は人間の夢を見るか

平々凡々な社会人の読書と考えたこと。本文・写真についてはCC-BY-SA。当然ながら引用部分等の著作権は原文著者に属します。

0.はじめに

まず、漫画からいきましょう。


はい、『3月のライオン』です。
ハチミツとクローバー』の大ヒットで知られる羽海野チカさんの作品。
幼い時に両親を亡くした17歳の将棋棋士・桐山零の物語です。
人間としての将棋棋士の魅力、人間関係の難しさ、勝負の世界の厳しさ。
将棋の世界を描きながらも、苦悩、喜び…普遍性のあるテーマが流れているように感じられます。泣けます。
手塚治虫文化賞大賞受賞。


他に漫画では、『月下の棋士』(能條純一小学館:完結)、『ハチワンダイバー』(柴田ヨクサル集英社)などが有名です。サッカー好きな人は『ナリキン!』(鈴木大四郎、秋田書店)なんかもいいかもしれません*1


棋士の皆さんは将棋がものすごく強いというのはもちろんのこと「個性的」(ということばでは言い尽くせないくらい)な方が多いです。
最近は、みたいなものも出ているので手始めに見て頂いて、その不思議な世界を覗いてみるのも良いかもしれません。

*1:サッカー好きの方には将棋でサッカーが面白くなる本―3日で理解できる将棋戦法入門というのもあります。