2017年 流行語大賞トップテン予想
久しぶりですが、流行語大賞ノミネートが出たようなので
流行語大賞評論家の端くれとして、トップテンと受賞者を予想しようと思います。
◎、○、△は順に対象の本命、対抗、穴、です。
(カッコ内は受賞者)
◎35億(ブルゾンちえみ氏)
○ひふみん(加藤一二三九段)
△9.98(10秒の壁)(桐生選手)
・インスタ映え(MOYA氏(カリスマインスタグラマー))
・ユーチューバー(ヒカキン氏(ユーチューバー))
・フェイクニュース(平和博氏)
・睡眠負債(NHK取材班)
・ワンオペ育児(藤田結子明治大学教授)
・忖度()
講評
分野別で考えてみると、政治・社会関係が多い。
今までの傾向を見ると、
・芸能
・スポーツ
・社会(IT)
・政治
・学術(メディアを通じた流行含む)
といったいくつかの分野ごとに複数個ずつ選ばれるものと考えられる。
この中で、スポーツは、9.98の一択。
近年スポーツ選手の大賞受賞が多いが、穴に留めた。
IT・社会では、インスタ、ユーチューバーが強そうだが、SNSでかぶるか。
なんとか総研の人が受賞者となることも考えられるが、
ここは、一般人のカリスマを推したい(二人ともググった)。
受賞者が難しいが、個人的には平和博氏を推したい。
(GoHooの楊井人文氏、法政大学の藤代氏などもいるか)
働き方改革は、受賞者を想定すると悲しい気分になるので、外した。
ほかにはプレミアムフライデーあたりか。
睡眠負債、ワンオペ育児あたりはなんとなく感性。
学術要素がありつつ、昨今の風潮・社会問題を表現しているように感じられる。
上の働き方改革、プレミアムフライデーあたりのほか、うつぬけと入れ替わりそうな感じもある。
芸能関係では、お笑い物とそれ以外がある。
35億と空前絶後は迷ったが、周辺でよく聞くのは前者。
今年は将棋ブームが印象的だったこともあり、一語は入りそう。
大賞狙いでは顔のある言葉が強そうなので、「ひふみん」を推した。
けものフレンズは願望交じりである(見てない)。
難しいのは政治もので、読みにくい。
メディア的な流行という意味では、忖度、ちがうだろー、アウフヘーベンあたりか。
マイナス語が多く、受賞者選びも難しいか、ということで下位に入れた。
上三つあたりは、トップテンには入りそうだけど、
正直全く予想に自信がない
15年の時の予想はこちら。ノミネートが減ったり、かぶり語があるの見ると、
選定に苦労がうかがえますね。